塩村議員へのセクハラヤジに関する所感

みんなの党、発言者特定に声紋分析を実施~セクハラヤジ問題で塩村都議が会見~

 

巷では、このような問題に対し、声高に批判が上がっている。

そして、みんなの党に至っては、発言者特定に声紋分析を実施するなど、調査解明に走っている。

それでは、こういうことをすれば、セクハラヤジ問題が解決するのだろうか?

 

まずは、これらの動画を見ていただきたい。

 


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恋から 9期 - YouTube


恋のから騒ぎ・ご卒業SP 9期 (2/5) - YouTube


徳子の地獄 - YouTube


塩村あやか BMW アクティブハイブリッド7L 前席 - YouTube


日テレ社員が女性とから騒ぎ - YouTube

 

そもそも、塩村議員の経歴がよろしくない。

男性を手玉にとるような発言を散々してきた人であり、タレント議員である。

 

ここで、党本部が予定している、塩村議員の役割について、みなさんと一緒に考えてみたい。

 

都議員の人数は、127人である。
プロジェクトを回したことのある人ならわかるであろうが、運用の骨格を決める人が6~10人ほど、部門ごとの詳細を決める人が、骨格を決める人ごとに2~3人ずつ入れば、残りの7~90人の人間は、ただ動くことを求められる。
つまり、意思決定をする幹部クラスと、一部の有能な切れ者を除けば、残りは、動くことであり、都民の声を聞くか、集票活動をするか、しか残されていない。

 

塩村議員の資質を考えてみれば、集票活動のためのコマというイメージしかない。しかも、女性議員を入れれば、女性に対する差別問題に取り組んでいるという、各政党本部の一定の実績になるが、本人は、セクハラ問題などに対しての本質的な議論ができるほどの能力がない。

 

こういう状況の中で、みんなの党は、独自に声紋分析を行なっているが、これも所詮は集客パンダである。

 

百歩譲って、集客パンダでもいいとしよう。そのとき、このセクハラ問題が、根本的に解決されるのかという問題がある。

 

ヤジを飛ばした議員に議員辞職を迫り、仮に、追放されたとしよう。すると、これを補充するための議員が必要となる。

選挙対策としては、女性を選ぶのがスタンダードになるだろうが、党本部としては、根本解決を避けたいがために、結局は言うことを聞きそうなアイドル議員候補を出馬させるだろう。

それで当選したアイドル議員、どんな実績を作ってくれるだろう?

アイドル議員なので、不注意で、何かしらの失態を犯し、マスメディアにしっぽをつかまれてバッシングをうけ、やはり女性はダメだ、というイメージを与えられかねない。こうなったら、反動で、ヤジを飛ばした議員のほうが信用力がある、ということで、返り咲かれる危険が大きい。

 

そして、そもそも、こういう女性議員は、キャリアウーマンタイプの女性から見ても、一人実例を知っているが、嫌悪感を抱く対象になりやすい。不勉強だからだ。

 

何が言いたいかというと、都議会に蔓延するセクハラ意識は、女性たち自身が、誠実で真面目で勤勉で精進に励むような女性や、この手の問題に、集票ではなく、抜本改革として取り組もうとしている男性を選出していかなければ、問題解決にはならない。

しかし、各政党は、旧態依然としている場合が多い。

ならばどうするか?

各政党に入党して努力するか、様々な政治団体や勉強会やロビーに足を運ぶかして、自分たちで変革を起こすくらいの勢いでないと、誰も聞いてくれないのだ。

 

都議会に甘えるのではなく、自分たちが都議会を運営するくらいの気概をもっていかない限り、セクハラヤジ問題はなくならないであろう。

 

 

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